私達は自分の感情・考え・行動の責任者である
心理学交流分析の主な考え方です。
感情は勝手に沸いて出てくるものだから
コントロールするのが大変!!と思っている人がほとんど。
でもそのあなたが嫌だと感じる感情さえもあなたが選択している。
例えば
私は人の悪口を言ってはいけないと言う強い信念を持っていた。
ある日親友の悪口をめちゃくちゃ言っているクラスメイトをみかけた。
その悪口を聞いてしまった私は怒りの感情を感じた
そしていてもたってもいられなくなって、クラスメイトを非難し始めた。
さて
ここで問題です。
「私達は自分の感情・考え・行動の責任者である」
に当てはめると、私はどういうい選択をしていったのでしょう?
こ・た・え
私は
悪口を言ってはいけないという信念があったので、
悪口を言っている友達に対して「怒り」の感情を選択した。
そして怒りの感情の先に、頼まれてもいないのにクラスメイトを非難するという行動に出た。
私達にいつの間にか作り上げられている信念。
これは小さい時に親から言われ続けて、作り上げられています。
その信念の元に
無意識に感情を選択しています。
今回は悪口を言ってはいけないという強い信念を持っていたので
「怒り」と言う感情を選択しましたが、
もし親から「悪口は誰でも言っちゃうからね、でもいい所も沢山あるからいい所をみるんだよ」
と話をいつも聞かされていたら
「怒り」と言う感情は選択しなかったはずです。
そしてクラスメイトを非難する事もなく
もしかしたら「そういう面もあるけど、こんないい面もあるよ」と言ってあげられたかもしれないし、
どんなに親友でも第3者なので、境界線を越えて意見を言う事をしなかったかもしれません。
このように人は自分ですべての感情を選択しています。
相手が居ての感情かもしれませんが、
相手が悪いから嫌な感情が発生しているのではなく
自分がその感情を選択しています。
いろいろな問題が起きると
必ず誰かのせいにしたくなるのが普通です。
私も心理学を勉強するまでは
知らずにずっとこの繰り返しをしてきていました。
だけど、全ての感情の責任は自分にある。
そう考えると
誰も責めようがありません。
じゃあどうするか?
①嫌な感情があってもいいんだという事を認める
②自分の中にそういう感情を作り上げるパターンが存在する事に気づく
③気づいた時に行動を変える
それだけで
日常が変わってきます。
それだけで
自分軸がしっかりしてきます。
日常を生きやすくする為に
セッションやカウンセリングを行っていますので
気になる人は是非ご活用ください。
宮城県仙台市 コミュニケーションヒーリングで行っています。
皆様の笑顔の為に♡